音声の疾患でよくある質問

声がだんだん弱く、かすれてきました。耳鼻科では声帯の萎縮といわれましたが、なにか良い治療法がありますか?

声体の萎縮は、『生まれつき』『ホルモンの影響』『声の使い過ぎ』『老化現象』『声帯を支配する神経の麻痺』等で起こります。ある程度以上の萎縮は手術が必要です。 

手術(甲状軟骨形成1型)または声帯注射で声は著明に改善し、声が良くなると生活への意欲も出てきます。

声を職業上よく使うのですが、声が疲れやすく、特に冬になると喉がかすれて、声が出し難くなります。何か良い養生法、日常気を付けた方が良い事はありませんか?

声がよく出る為には、声帯が柔らかく、粘膜が湿ってぬるぬるしている、等の条件が必要です。 声を出す時、過度の緊張は禁物です。 
まず緊張をとって声を出す練習(発声訓練)が必要で、のど(喉頭)を意識するより、口や舌の体操をするつもりで、はっきり発音すると喉頭は自然に緊張がとれてきます。 例えばアエイウエオアオ、カケキクケコカコ、等をはっきり発音します。

冬は暖房で空気が乾燥しやすいので、寝る時暖房するなら加湿器も付けた方が良いでしょう。 水分を十分取り、吸入で喉を加湿するのも良いでしょう。

風呂に入りながらで発声練習するのも良いと思います。リラックスし、湿度もよく、共鳴しやすく、好条件が揃っています。

たばこは喉によくありません。 酷い時には、ぶよぶよの声帯(ポリープ様声帯)になってしまいます。

男の子ですが、声変わりの時期の後でも、声が女の子の様に高く悩んでいます。 どんな治療があるのですか?

発声法が悪かったり、心理的問題があったりして、声変わり後も声が高い場合があります。

半年ぐらい発声訓練をしたら治ることが多いのです。 それでも治らない場合は声帯が短い、薄い、緊張し過ぎている等の原因も考えられ、 手術で声を低くする事が出来ます (「声の高さを変える」音声症例を見る)。

女性ですが、声が男のように低く悩んでいます。なにか有効な治療がありますか?

女性で声が低すぎるのは、『生まれつき』又は『ホルモンの影響』或いは『蛋白同化ホルモンを飲んでから』等、原因は色々です。

治療法は主として手術で声帯を緊張させる手術(輪状甲状軟骨接近術)やケナコルトの声帯注射などが有効です。

ボトックス注射は行っていますか?

診断結果により効果的と認められた場合は行っております。
適応の方は、保険適応外のため30,000円ほどかかります。