甲状軟骨形成術

一色手術執刀甲状軟骨という喉頭全体を楯状に保護している部喉頭前壁の大部分を占める軟骨を手術によって形を変えることで、声を出しやすくします。

手術では仰向けで横になり、ノド(喉頭)の前(喉仏の部分)の頸部皮膚を横に数センチほど切開します。また、ご本人に声を出して貰いながら調節しますので局所麻酔で行います。

手術後は声帯が腫れることがあるため、1週間ほど声を出さないでおく(沈黙療法)必要があります。

当院では患者様の時間をかけて病歴をお伺いし、患者様の適性なども含め手術適応を判断させて頂いたうえで、基本1泊2日(手術当日に入院→手術施行→術後、夕食から食事が可能で、翌朝診察の上問題がなければ退院)での入院手術をお勧めしております。

また、当院では手術以後の通院は遠方の方でも対応できるよう、頻回の通院は必要ありません。術後1週間目、1か月目、3ヶ月目、6か月目に受診していただくこととしております。

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甲状軟骨形成術 1型:

声帯の動き声帯麻痺、声帯萎縮など、声を出すときに隙間ができる病気に対して行います。声帯を中に移動させて、声帯の間の隙間を少なくし、声を出しやすくします。

声帯麻痺について

甲状軟骨形成術 2型:

甲状軟骨形成術痙攣(けいれん)性発声障害に対しての実例も豊富で高い効果が期待できる施術です。
けいれん性発声障害の大多数は、声を出す時に声帯を強く締め過ぎる内転型と呼ばれるもので、これは手術によって改善できます。手術では一色が開発したチタンブリッジを甲状軟骨に装着します。こうすることで、声帯を広げ、緊張を緩めたまま固定することができます。

甲状軟骨形成術用チタンブリッジ

手術実績はこちらを参照下さい

甲状軟骨形成術 3型:

甲状軟骨の一部を切除して、声帯を短くし緊張をゆるめて声を低くします。変声障害の男性の方や性同一性障害GID(FTM)の方の声を低い声が出るように改善できます。

声がわり障害・変声障害について

甲状軟骨形成術 4型:

甲状軟骨と、その下にある輪状軟骨とを近づけることで、声帯を前後に引っ張り、緊張を高め、声を高くします。声帯の萎縮や加齢で声帯がゆるみ、声が低くなったりガラガラする場合に行います。

輪状甲状軟骨接近術について

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声のお悩みは他の病気とは違い、客観的には支障が少ないようでも、本人様にとって社会生活上の悩みは深刻です。一方で、より身近に声帯の手術を受ける事が出来る時代でもあります。当院医師と相談しつつ、一緒により良い生活を築いていきましょう。
日頃感じるあなたの声に関するご回答を基に、当院から連絡し解決への道のりをご提案させて頂きます。
まずは私たちと共に不安の軽減に努めましょう。