音声の手術でよくある質問

手術は保険適用となりますか?保険適用となる疾患は?

原則として、医師が病的であると診断し、手術的治療が必要であると判断した場合は、保険適応となります。性同一性障害の方で、性別適合手術を完了し戸籍上の性別変更が済んでいる場合は保険適応となりますが、性別変更が行われていない場合は保険が適用されない場合もあります。例えば、外見が男性で、心は女性であるという場合に、声が男性のように低い状態だと仮定します。性別変更が男性から女性にすでに行われている方で、女性にしては音声が低すぎる場合は、「男性化音声」という病名をつけることができ、その場合は手術も保険が適用されますが、性別変更がされていない場合は、保険が適用されず全額自費で負担されることになります。

麻酔は全身麻酔ですか?

基本的に甲状軟骨の手術は、術中に患者さんの音声を確認する必要がありますので、局所麻酔で行います。声帯ポリープや嚢胞の手術として行われるラリンゴマイクロサージェリーは全身麻酔で行われます。

術後何日ぐらいの安静が必要ですか?いつから仕事・学校に行けますか?

手術の翌日に退院し、普通の生活が可能となります。ただし、手術日含め3日間は発声禁止で筆談してください。4日目よりささやき声ではない小さい声で話してください。普通の声は術後1週間後、大きい声は1か月後からにして下さい。仕事や学校の開始については、内容により変わりますので医師・看護師にご相談ください。

通院はどれくらい必要ですか?

術後1週間目に抜糸があります。お近くの方は当院で抜糸します。遠方の方はご自宅の近くの医療機関で抜糸してもらうことが可能です。原則として術後1ヶ月目・(3ヶ月目)・6ヶ月目・12ヶ月目に受診していただくことを推奨していますが、難しい場合はオンライン診療も可能です。


手術後も診察に行かないと行けないのでしょうか?

原則として、術後1か月目、6か月目、1年目に診察をお願いしておりますが、遠方にお住まいの方は、オンライン診療も可能です。術後の調子が思わしくない場合は、直接受診をお願いします。


ボイストーニングを受けたいのですが?

医師が病的な音声疾患であると診断し、リハビリテーションが必要と判断した場合は、当院の言語聴覚士によるリハビリテーションを提供しております。リハビリテーションは治療として行われており保険が適用できますが、一般的なボイストレーニングは当院では提供しておりません。

手術痕は目立ちますか?

甲状軟骨形成術は、喉仏のあたりに3~6㎝の水平方向に切開を行います。できるだけ元々の首のしわに沿って切開線を入れるため、傷は目立ちません。ただし、ケロイド体質で傷がみみずばれの様になってしまう方は事前にご相談ください。


妊娠を希望している場合は手術を避けた方がいいですか?

妊娠の可能性がある場合は緊急性がある手術以外は避けた方がよいです。ただし、妊娠が成立していない状態であれば、手術は可能です。

初診から手術までどのくらいかかりますか?

診察で手術適応と判断された場合は、手術日を決定し、基本的には当日に術前検査をおこないます。その次は手術当日に来院していただきます。手術の予約は、混雑状況や手術内容にもよりますが、3週間から1か月後には取ることが可能です。

手術希望ですが、初診の前にオンライン診療やメールでの問い合わせをする必要がありますか?

オンライン診療やメールでのやり取りを通して、事前におおまかな病状を把握させていただけますと、診察もスムーズに進みますし、初診時に手術適応かの判断が可能な場合もあります。


GID(性同一性障害)は保険適用となりますか?自費診療の費用は?

戸籍がなりたい性に変更されている場合、保険適用になります。戸籍がなりたい性に変更されていない場合は、自費になります。自費診療となる場合の費用の目安は入院諸経費を含めて以下の通りです。

甲状軟骨切除(のどぼとけを削る手術のみ)  27万5千円
III型(声を低くする手術)  49万5千円
IV型(声を高くする手術)  49万5千円
IV型+甲状軟骨切除  60万5千円


声を高くする(低くする)手術は保険適用でしょうか?話せない期間はどれくらいですか?全身麻酔ですか?

保険適応になります。 性同一性障害の方は、戸籍がなりたい性に変更されている場合、保険適用になります。戸籍がなりたい性に変更されていない場合は、自費になります。自費診療となる場合の費用の目安は入院諸経費を含めて以下の通りです。

甲状軟骨切除(喉仏を削る手術のみ)  27万5千円
III型(声を低くする手術)  49万5千円
IV型(声を高くする手術)  49万5千円
IV型+甲状軟骨切除  60万5千円

手術日含め3日間は発声禁止で筆談してください。4日目よりささやき声ではない小さい声で話してください。普通の声は術後1週間後、大きい声は1か月後から可能です。基本的に甲状軟骨の手術は、術中に患者さんの音声を確認する必要がありますので、局所麻酔で行います。


声を高くする(低くする)注射はありますか?保険適応ですか?費用はいくらですか?

声を高くするために確実なのは、手術(甲状軟骨形成術Ⅳ型)が最も良いですが、手術ができない方は声帯に筋肉を萎縮させるための注射を繰り返し行うこともあります。ただし、効果は限定的であり、保険は適用されません。自己負担は診察料検査料薬剤費などを合わせて約2万円ほどかかります。

声を低くするためには、男性ホルモンの注射がありますが、当院では行っておりません。内分泌内科の専門医の先生と相談の上、注射を受けることをお勧めします。


喉仏を削る手術はできますか?

可能です。

GIDの体の手術をしてもらえるところを紹介してほしい

当院では対応できかねます。ご了承ください。

戸籍の変更方法を教えてほしい。

当院では対応できかねます。ご了承ください。。