SNOT-22日本語版の信頼性・妥当性に関する検討

臨床研究とは、病気の原因やその症状、診断や予防方法、新たな治療法や治療薬、医療機器の開発など、患者様のQoL(生活の質=Quality of Life)を向上させたり健康の増進を目的に、体系化されていない治療法を人に対して実際に行ってみる医学研究です。

当院では、荻野医師を中心に鼻の治療に役立つSNOT-22アンケートを日本語版で運用する臨床研究を行っています。

概要

鼻副鼻腔炎の治療効果を評価するにあたってはCT,内視鏡などによる他覚的所見のみならず、自覚症状やQoLの変化をアンケートによって調査する形式も併せて行われています。海外ではSino-nasal outcome test (SNOT-22)という22項目からなるアンケート調査が主に用いられていますが、日本語版の SNOT-22は過去に作成されていませんでした。今回の研究では日本語版のSNOT-22を作成し、当院での鼻副鼻腔炎の患者さんに対して日本語版SNOT-22を用いた調査を行い、結果の解析によって日本語版SNOT-22の調査票としての信頼性、妥当性を評価することを目的とします。

対象となる方

ひろしば耳鼻咽喉科・京都みみはな短期滞在手術センターにおいて2010年8月以降に鼻内視鏡手術を施行された方、手術を予定されている方を対象とします。また、手術を行わない患者さんに対しても症状の把握のためにアンケート調査を行った方は今回の研究対象となる可能性があります。

研究対象の方への影響・個人情報の管理

この研究は過去の診療記録と今後の受診の際のアンケート調査の結果を調べる研究です。
対象となる患者さんの体への直接的な影響はありません。ひろしば耳鼻咽喉科を受診された際や郵送でのアンケート調査にご協力いただくことがあります。個人情報は医療法人顕夢会倫理委員会において認められた形式で管理し、研究結果の発表の際に個々の患者さんの情報が公開されることはありません。

研究対象の方への説明

今回の研究に際し、対象の患者さんに研究対象であることの連絡はいたしません。対象からの除外を希望される場合は、受診の際に申し出ていただくか、下記の連絡先にファックスか郵便での連絡をお願いします。

京都みみはな短期滞在手術センター
荻野枝里子(研究責任者)
〒610-0355 京都府京田辺市山手西2-2-3 日東西ビル3階
FAX: 0774-64-0872