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輪状甲状軟骨接近術

輪状甲状軟骨接近術

輪状軟骨接近術は、一色が開発した甲状軟骨形成術の4型手術になります。「声帯の緊張」を利用し声の高さを調整できる治療法になります。
男性化音声、GIDの声に有効です。

性同一性障害・GID(M to F)・男性化音声

実際、高い声を出す時は輪状甲状筋が収縮して、輪状軟骨と甲状軟骨が接近し、その結果、声帯は引っ張られ緊張します。手術でもこの筋の働きをまねて二つの軟骨を糸と人工組織で引き寄せます。

声の高さは3つの因子で調節されています。

声の性質
  • ~声帯の緊張~
    ヴァイオリンの弦で強く引っ張れば高い音が出るのと同じく、声帯を緊張させれば声は高くなります。

  • ~声帯の厚み~
    太い弦では低い音が、細い弦では高い音が出るのと同様に、男の声帯は太いので声が低いのです。

  • ~声帯の長さ~
    ヴァイオリンで高い音を出す時には左指で調節し、弦の振動部分を短くします。同様に短い声帯は高い音(声)を出します。女性の声帯は男性の声帯より短いので、声は女性の方が男性より高いのです。

声は確実に高くはなりますが、希望通りとはいかない事も屡あります。その理由は弦が太ければいくら緊張を高めてもそんなに高い音は出ないのと同じで、太い声帯の緊張を高めても声を高くするには限度があると言う事です。また声域は少し狭くなりますが、会話の抑揚には影響ありません。
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