滲出性中耳炎の症状・症例

基本的に痛みはなく、耳の閉塞感または聴こえにくい症状です。多くは就学前の幼児に見られます。中耳に浸出液が溜まっている状態で、鼻かぜや急性中耳炎の発症に続いて起こることが多くなっています。小児は多少聞こえが悪くとも自ら症状を訴えませんが、急にテレビの音を大きくする、聞き返しが多いなどの症状がある場合は、本疾患の可能性があります。自然治癒も望めますが、数カ月以上治癒しない場合は、鼓膜に換気チューブを挿入する手術を行うことがあります。一部の方は上述した真珠腫性中耳炎に進展する場合があります。

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